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緑内障
緑内障とは
FIRST
緑内障は、情報を脳に伝達する器官である視神経に障害が起こり、視野が狭くなる病態のことです。初期段階は自覚がないまま、少しずつ見える範囲がせまくなります。 視神経の機能の限界には個人差があるため、眼圧が正常範囲内であっても、人によっては発症することがあるので注意が必要です。また、 症状がなくても、定期的に眼科検診をうけることをおすすめします。
こんな症状ありませんか?
まぶしく感じる
眼痛がする
視力が低下し見えにくい
かすんで見える
暗い、明るいで見え方が違う
頭痛がする
緑内障の治療について
TREATMENT
点眼薬
点眼薬は緑内障の基本の治療方法です。緑内障は眼圧を下げることで、その進行遅らせることができます。しかし、一度障害されてしまった視神経の回復は不可能なので、早期に発見し、 長期的に根気よく続けることが重要です。現在、多くの点眼薬が発売されており、タイプ、重症度、眼圧の高さなどによって選択します。
点眼薬の効果を出すには、点眼薬の眼内移行を促し、全身移行をできるだけ減らして副作用を軽減することが必要です。その為には、正しい点眼方法を把握していただく必要があります。
【正しい点眼方法】
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手を洗う
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点眼薬の容器の先がまつげに触れないように注意する
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点眼は1回につき1滴を落とす
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点眼後は静かに目を閉じ、両目の中心辺り(涙嚢部)を圧迫する
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目の周りについた薬液は拭き取り、手に付いた場合は洗い流す
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複数点眼薬を使用する時は、5分以上の間隔をあける
レーザー治療
点眼薬の効果があまり出ない場合や、急性緑内障発作を発症した場合はレーザー治療を行います。虹彩にレーザーを照射し、房水の流れを変える方法と線維柱帯に照射して排出を促進する方法の2種類のがあります。日帰りが可能で、短時間で治療が完了します。
手術
点眼薬治療、レーザー治療の両方の効果が不十分の場合には外科的手術を行います。手術が必要になった場合、ご希望の病院へご紹介となります。